平成21年(2009年)~
霊山 八溝山 恵山 秩父七峰 後山 氷ノ山 有明山 鳥海山 日本国 餓鬼岳 鬼怒沼
秩父七峰 高原山 ハルラ山 会津朝日岳 鳥甲山 仙ノ倉山 経ケ岳 奥大日岳
位山 小野岳 東赤石岳 笹ケ峰

霊山りょうぜん(825m)福島県
平成21年4月15日
11時に駐車場を出発。岩塊を積み上げたような山容が寒風の中、目の前に聳えていた。 15分ほどの登りで「天狗の相撲場」とか「護摩壇」という岩場が次々と出てくるが大したこともなく「国司館跡」の広場に出る。ここから広い登山道を進み、11時55分、台地の東端の「東物見岩」に着く。この岩場が標高825m、霊山最高地点にあたる。霧がでて展望もなく、風が強く寒さを感じる。ここから「猿飛岩」「望洋岩」等の岩場を下り、12時40分元の登山口に着いた。奇岩・怪石の名勝と言われる山であるが、結局誰にも会わない貸し切りの登山となった。(下山後、霊山寺により土湯温泉へ)
登山口より霊山を


恵山(北海道)618m 八溝山(茨城・福島県)1022m

秩父七峰縦走大会 埼玉県 平成21年4月19日
小川駅を7時30分に出発。官ノ倉山8:35、笠山10:13、堂平山12:52と登り下りをくりかすが狭い登山道に数千人集中し渋滞で前に進めないところが何カ所もある。時間のロスもあり剣ケ峰(13:05)大霧山(15:20)に着く頃はタイムリミットとなってしまった。粥新田峠を下り帰路に就いた。(約30㎞の行程だった)
後山うしろやま(1345m) 岡山県 平成21年5月12、13日 ◎5月12日 1時半、駐車場から登り始めた。30分ほどして女人堂と女人結界門。ここから先、女性は登れない。沢沿いに登り2時20分、大きな石垣の上に建つ行者本堂・奥の院に着いた。崖の奥から後山山頂が望めた。10分ほどで下山。2時10分に元の登山口に着いた。誰にも会わなかった。(粟倉温泉に泊)
◎5月13日 8時15分、舟木山登山口から登る。沢沿いから尾根へ急な登りが続き、9時過ぎに舟木山に着く。霧が濃く展望がない。ここから下って登り返し9時半に山頂に着いた。小さな祠と三角点があった。45分に下山。今回も誰にも会わずに10時30分、登山口に着いた。 柳田圀男生家と余部鉄橋等に寄り湯村温泉に泊。


後山山頂 後山奥の院
氷ノ山ひょうのせん(1510m) 鳥取・兵庫県 平成21年5月14日
10時、氷ノ山キャンプ場から整備された登山道を快適に登っていく。10時35分に氷ノ山越に着いた。峠からは尾根道の緩やかな登り下りを繰り返す。目の前に氷ノ山の山頂がだんだん大きくなっていく。山頂下の急登をつめ、避難小屋のある山頂に11時15分に着いた。天気は悪くないが、風が強く小屋で昼食をとる。11時50分下山。人気の山らしく、何組かの登山者と出会う。同じ道を下って、12時45分に登山口に着いた。
その後、山間部を車で走り、雨滝(百名瀑)と横尾棚田(棚田百選)に寄り湯村温泉に泊。
翌日、伊根の舟屋、天の橋立に寄り、城ノ崎温泉に泊、 氷ノ山山頂 氷ノ山越の峠より山頂を


越の峠より山頂
有明山ありあけやま(2268m) 長野県 平成21年7月9日
7時、雨が止まないが有明荘の登山口を出発。すぐに樽沢滝を横に見ながら登っていく。きつい登りで足場も悪い。1時間ほどで岩場や鎖場などが表れ慎重に登っていく。2時間ほどで尾根道に出るが相変わらず樹林帯である。9時20分に木の間からひょっこり金属の鳥居がある山頂に着いた。 段々雨が強くなってきたので9時45分下山する。相変わらず、雨が強く、滑りやすい足場を慎重に下る。途中、三段の滝や樽沢の滝に寄り、11時50分有明荘登山口に着いた。ゆったりと温泉に浸かり、翌日、小布施を巡り地獄谷温泉に泊。
横手山よこてさん(2305m)長野県 平成21年7月10日


有明山 横手山
鳥海山(2236m) 山形・秋田県 平成21年8月4日
7時過ぎ、湯の台温泉から車で林道を30分ほど登り、滝野小屋駐車場に着いた。8時に登山口から25分ほど登り滝野小屋に着く。40年ほど前、改築前の小屋に宿泊した場所である。ここからは急な斜面を直登気味に登る。暑くて厳しいが、お花畑をながめながら登っていく。9時前に河原宿のなだらかな道になる。やがて雪渓があらわれ30分ほど登る。再び急な道を1時間ほどして外輪尾根に出ると、山頂が目の前に迫っていた。七高山からいったん下り、岩のゴロゴロした間を登って11時20分に最高峰・新山に着いた。天気は良いが、ガスがかかり展望は余り良くなかった。昼食後11時50分に下山。元の道を快適に下る。天気は良く、河原宿のお花畑は青空に映えて見事であった。2時25分に元の駐車場に着いた。(今回は晴れた)


外輪・七高山登山道より最高峰・新山

日本国 にほんこく(555m) 新潟・山形県
平成21年8月5日
8月3日に玉川温泉から秋田県の亀田城(松本清張「砂の器」)や象潟(奥の細道)等を周り、鳥海山登頂後の5日、湯の台温泉から南下し新潟県北部の『日本国』という気になっていた山を目指す。 鼠ケ関を過ぎ、15分ほどで小俣宿に着く。11時15分、登山口から登り始める。低山らしい樹林帯の道を登る。途中3カ所ほど休憩場所があるが流していく。12時20分に避難小屋がある山頂に着いた。やや広々としているが、樹林と曇りで展望はなかった。10分ほどで下山。蒸し暑い中を下って1時10分に登山口に着いた(誰とも会わなかった)。登山口の休憩場で昼食後、小俣宿集落を見学。温海温泉に泊。
餓鬼岳がきだけ(2647m) 長野県 平成21年9月6日
林道終点の白沢登山口を8時40分出発。10分ほどで沢沿い道になり、登り下りを繰り返す。足場も悪く、橋や桟道、鎖場や梯子が次々に表れ緊張する。9時55分、魚止ノ滝の巻き道を登ると、最後の水場にでて小休止する。ここから急坂をジグザグに登っていく。やがてガレ場の登山道を慎重に越えると、山頂らしくない大凪山に12時20分着いた。ここからは緩やかな尾根道を1時間ほど登り、餓鬼岳への最後の急登である百曲りをジグザグに登って3時に山頂下にある餓鬼岳小屋に着いた。宿泊手続きをして、山頂に向かう。5分ほどで山頂に着いた。展望は余り良くなかった。夕食後、夕日に染まる北アルプスをしばし堪能する。(小屋は8人で空いていた) 翌日、ご来光が雲海から顔を出す頃、北アルプスの大展望が朝日に染まっていた。山頂からは槍・穂高から立山・劔岳まで見渡せた。6時半に下山。大凪山に9時35分に着き、ガレ場の難所を慎重に降りって9時35分登山口に着いた。(すずむし荘温泉、安曇野を回って帰宅)


餓鬼岳小屋より朝焼けのケンズリ・燕岳・槍ヶ岳

鬼怒沼きぬぬま(物見山2113m)栃木県
平成21年10月14日
加仁湯温泉を8時10分に出発。渓谷沿いに進む。日光沢温泉を通り、9時過ぎにオロオソロシノ滝展望台に着く。ここからの紅葉が見事であった。樹林帯の中を登り10時35分に鬼怒沼に着いた。標高が2000mを超える地塘と高層湿原から、燧ヶ岳や日光連山が望めた。ここから鬼怒山を往復し反対の物見山へ11時45分に着く。展望はない。引き返して鬼怒沼に着いた頃ヒョウが降り出した。2時10分、加仁湯に着。
鬼怒沼より白根山

秩父七峰縦走大会 埼玉県
平成22年4月18日
昨日の雪の為コース変更となった。昨年の橋場バス停を8時40分に出発し、粥新田峠を9時25分に着き縦走路に入る。秩父高原牧場の見晴らしの良い登山道を進み、皇鈴山に10時15分に着く。さらに登谷山を超えて秩父七峰を全山クリヤーし、下山路にかかる。
天候も晴天で暑く、ダラダラとした長い下り坂をうんざりしながら歩いていく。郊外の集落を過ぎ、12時39分にゴールとなる寄居町鉢形城歴史館に着いた。完走賞の記念品を頂いて休憩する。
大霧山


半月山から男体山 10月13日 秋葉山(静岡県) 11月2日

高原山たかはらやま(1795m) 栃木県
平成22年5月9日
西口登山口より9時10分に出発。スキーゲレンデ跡の広い道を緩やかに登っていく。弁天沼から急登を詰めて11時15分に鶏頂山に着く。30分ほど昼食後、いったん下って登り返し、12時45分に高原山最高峰・釈迦岳に着いた。晴れていて日光連山が見渡せた。下山途中に残雪が現れて弁天沼に戻り、元の道を下って3時に登山口に着いた。
ハルラ山(1795m) 栃韓国・済州島 平成22年5月9日
早朝、済州市を出発し、30分ほどで城板岳登山口に着いた。世界自然遺産となり、しかも祝日のため多くの登山者で賑わっていた。8時20分に登り始める。快適な登山道が続く。8合目の山小屋付近はツツジの群落が広がっていた。森林限界を過ぎ、岩場が多くなってきた急登をつめて12時45分に着いた。相変わらず登山者は多い。昼食後、1時25分下山。登りとは違い、日本の登山道に近い感じがする長い登山道をのんびりと下って観音寺登山口に5時30分に着いた。 翌日は、島内の万丈窟や風雨の中を城山日出峰を登り、民族村などを巡る。


山頂より火口湖
会津朝日岳あいずあさひだけ(1795m) 福島県 平成22年6月24日
7時50分に赤倉沢登山口から登り始める。朝から気温が高く汗が噴き出してくる。8時45分に山吉ミチギの水場に着き一息いれる。こっから単調なジグザグの急登となる。尾根道に出て見晴らしがよくなり叶の高手に10時に着いた。ここから下りになると会津朝日岳が正面に見えてくる。鞍部の熊の平避難小屋から登り返し、やがて細い雪渓にでる。急斜面を慎重に歩を上げていく。岩場を過ぎて11時20分山頂に着いた。晴天のため会津・信越の山々が見渡された。40分に下山。下りの雪渓を滑落に注意しながら下っていった。熊の平から登り返し、叶高手から長い下りに入り、2時40分に登山口に着いた。猛暑の中、誰とも会わない貸し切り登山となった。(深沢温泉泊)


叶高手の尾根より山頂
鳥甲山とりかぶとやま(2038m) 長野県 平成22年7月16日
5時50分に和山登山口から登り始める。樹林帯の急登を詰めて6時40分に万仏岩に着く。苗場山を正面にして集落が霧に沈んでいるのが見える。何ヶ所か岩場を超えながら尾根道を登って8時10分白嵓の頭に着き、ここからやや下るが、笹が覆っていて汗と雨露でびしょ濡れ状態となる。登り返すとカミソリの刃等の岩稜を慎重に超えながら最後の急登を詰めて9時40分に山頂に着いた。樹林に覆われていて展望はない。10時に下山。何ヶ所か登り返すが、急な下り坂が延々と続き、12時55分に屋敷登山口に着いた。結局、誰とも会わない貸し切り登山。 (切明温泉泊)


和山集落より山頂

仙ノ倉山せんのくらやま(2026m) 新潟県
平成22年7月29日
7月28日、午後3時に駐車場から林道を進み4時5分、平元新道から急登を詰め5時20分に避難小屋に着く。(先客2名がいた)。 翌29日、5時40分、雨の中を出発する。6時25分に平標山に着いたが風で吹き飛ばされそうになる。いったん下り、登り返すが尾根道は相変わらず風は強い。7時5分仙ノ倉山に着く。強風で5分ほどで下山する。再び平標山を越え8時10分避難小屋へ。30分ほどで下山。雨の中、登山道を下って10時20分に駐車場に着いた。(2日目は貸し切り登山。猿ヶ京温泉)

経ケ岳 きょうがだけ(2296m) 長野県
平成22年8月10日
8時に大泉登山口から登る。林道から30分ほど急登を詰めて8時50分、4合目に着く。ここから尾根沿いに登って10時5分に7合目のピークに着いた。一端下って8合目のピークに着くが霧で展望はない。さらにここから山頂までは、登山道のほとんどが笹に覆われていて道は見えない。赤テープを頼りに藪こぎ状態でやっとの思いで11時40分に山頂に着いた。12時に下山するが、途中から雨が強く降り出してきた。風はないが長々と下って2時50分、登山口に着いた。今回も貸し切り登山。(羽広温泉泊)
奥大日岳おくだいにちだけ(2606m) 富山県 平成22年9月15日
朝5時半に、みくりが池温泉を発つ。まだ薄暗く静まりかえっている。雷鳥平まで30分ほど下り、別山分岐から涸沢をジグザグに登る。6時半に新室堂乗越の峠に着く。ここから立山連峰が望めるようになってきた。しばらく稜線を緩やかに登ると劔岳の雄姿が現れてくる。カガミ谷乗越から山腹の急登をひたすら登り稜線に出る。しばらく北アルプスの展望を楽しみながら登り、8時に奥大日岳山頂に着いた。ここまで誰とも会わなかった。天気は良い方なので、槍・穂高をはじめ北アルプスのほとんどの山々が見渡すことができた。8時15分に下山。30分ほど下った稜線上で「雷鳥」の親子を見つける。逃げないのでしばらく写真撮影をする。
10時に雷鳥沢に着いた。


奥大日岳山頂 奥大日岳稜線から劔岳を
立 山たてやま(3003m) 富山県 平成22年9月15日
10時過ぎに雷鳥平から立山連山の巻き道を一ノ越まで登っていく。あまり使われていないようで不鮮明な箇所もあるが、室堂のホテルや山小屋などが見渡せる。11時半に一ノ越の峠に着く頃、人も多くなってきた。ここからは大小岩混じりの急登となる。慎重に歩を進めていく。12時半に山頂社務所に着き、お祓いを受ける。1時過ぎ、下山するころ雨が降り出してきた。雨具をつけるほどでもないので、傘を差しながら下っていく。一ノ越から本降りとなり、整備されたジグザグの道をひたすら下っていく。 室堂を過ぎ、2時半にみくりが池温泉に着いた。 翌日、称名滝等を散策して金太郎温泉に泊。


みくりが池より立山

小野岳おのだけ(1383m) 福島県
平成22年10月24日
昔ながらの大内宿を散策して、9時過ぎ近くの登山口駐車場より登り始める。緩やかに登って水場を過ぎる頃から急登となり10時前に尾根に出る。ここからブナやミズナラの林が続き、所々の紅葉が見事である。11時過ぎ、ダケカンバが目立つ頃、広々とした山頂に着いた。2等三角点と山の伝承や毎年の山開きカードがあって人気があることが伺える。昼食後、下山。1時間ほど元の道を下り登山口に着いた。
東赤石岳ひがしあかいしだけ(1707m) 愛媛県 平成22年10月27日
8時50分に筏津登山口から登り始める。緩やかに登り、途中の八間滝を眺めて9時20分に瀬場谷の分岐に着く。ここから急登が続く。沢沿いの道からさらに登ること2時間ほどで、やっと視界が開け赤石山荘前に着いた。山頂部は曇っていたが、周囲の紅葉の赤・黄色と霧氷の白のコントラストが見事であった。相当冷え込むので雨具を羽織り、山頂を目指す。しばらく横道を進んで、ひと登りで分岐に着き、12時10分に大岩が重なった山頂に着いた。一人が休憩していた。12時25分下山。途中の紅葉と霧氷を写真に撮りながら下っていく。 2時45分、元の登山口に着いた


8合目付近の紅葉と霧氷のコントラスト
笹ケ峰ささがみね(1860m) 愛媛県 平成22年10月29日
笹ケ峰林道(10㎞、標高差800m)を30分ほど慎重に運転して登山口に着く。8時35分、つづら折りに登っていく。1時間ほどで宿というかつての住居跡に着く。ここから階段や緩やかな道を登り、大きな丸山荘(休業)のある広場に着いた。小休止の後10時5分に樹林帯の中を登る。やがてササ原に出る。30㎝ほどで視界は開けているが、ガスっていて展望はない。風もまともに当たり、寒くなってきた。10時45分、誰もいない広々とした山頂に着いた。8合目あたりから雲海が広がり、ササ原の山頂が浮かんでいるようであった。
11時10分下山。相変わらず曇っているが紅葉が綺麗であった。
登山中の5日間に「四国八十八カ所」のうち44番から64番をお参りする。(道後温泉泊)


8合目ふきんより山頂
上海・ソウル 平成21年7月22日25日


昌徳宮(チャンドックン)ソウル 江南水郷(七宝古鎮)上海