二・三百名山(四国・九州)

二・三百名山(中国、四国、九州)No.9

9-1氷ノ山(兵庫、鳥取)  9-2後山(岡山)  9-3東赤石岳(愛媛)
9-4笹ガ峰(愛媛、高知)  9-5英彦山(福岡、大分)  9-6雲仙岳(長崎)
9-7由布岳(大分) 9-8大船山(大分) 9-9烏帽子岳(阿蘇) 9-10桜島 

9-1氷ノ山 (1510m) 鳥取・兵庫県    平成21年5月14日

 10時、氷ノ山キャンプ場から整備された登山道を快適に登っていく。10時35分に氷ノ山越に着いた。峠からは尾根道の緩やかな登り下りを繰り返す。目の前に氷ノ山の山頂がだんだん大きくなっていく。山頂下の急登をつめ、避難小屋のある山頂に11時15分に着いた。天気は悪くないが、風が強く小屋で昼食をとる。11時50分下山。人気の山らしく、何組かの登山者と出会う。同じ道を下って、12時45分に登山口に着いた。その後、山間部を車で走り、雨滝(百名瀑)と横尾棚田(棚田百選)に寄り湯村温泉に泊。
 翌日、伊根の舟屋、天の橋立に寄り、城ノ崎温泉に泊、

                               越の峠より氷ノ山山頂を

9-2後山 (1345m) 岡山県   平成21年5月12、13日          

 1時半、駐車場から登り始めた。30分ほどして女人堂と女人結界門。ここから先、女性は登れない。沢沿いに登り2時20分、大きな石垣の上に建つ行者本堂・奥の院に着いた。崖の奥から後山山頂が望めた。10分ほどで下山。2時10分に元の登山口に着いた。誰にも会わなかった。(粟倉温泉に泊)
◎5月13日
 8時15分、舟木山登山口から登る。沢沿いから尾根へ急な登りが続き、9時過ぎに舟木山に着く。霧が濃く展望がない。ここから下って登り返し9時半に山頂に着いた。小さな祠と三角点があった。45分に下山。今回も誰にも会わずに10時30分、登山口に着いた。
 柳田圀男生家と余部鉄橋等に寄り湯村温泉に泊。

                                  雨滝(日本百名滝)

   横尾棚田(棚田百選)                       餘部鉄橋(工事中)

9-3東赤石岳 (1707m) 愛媛県    平成22年10月27日

 8時50分に筏津登山口から登り始める。緩やかに登り、途中の八間滝を眺めて9時20分に瀬場谷の分岐に着く。ここから急登が続く。沢沿いの道からさらに登ること2時間ほどで、やっと視界が開け赤石山荘前に着いた。山頂部は曇っていたが、周囲の紅葉の赤・黄色と霧氷の白のコントラストが見事であった。相当冷え込むので雨具を羽織り、山頂を目指す。しばらく横道を進んで、ひと登りで分岐に着き、12時10分に大岩が重なった山頂に着いた。一人が休憩していた。12時25分下山。途中の紅葉と霧氷を写真に撮りながら下っていく。 2時45分、元の登山口に着いた。

                               9合目付近の霧氷と紅葉のコントラスト

9-4笹ケ峰(1860m) 愛媛県    平成22年10月29日

 笹ケ峰林道(10㎞、標高差800m)を30分ほど慎重に運転して登山口に着く。8時35分、つづら折りに登っていく。1時間ほどで宿というかつての住居跡に着く。ここから階段や緩やかな道を登り、大きな丸山荘(休業)のある広場に着いた。小休止の後10時5分に樹林帯の中を登る。やがてササ原に出る。30㎝ほどで視界は開けているが、ガスっていて展望はない。風もまともに当たり、寒くなってきた。10時45分、誰もいない広々とした山頂に着いた。8合目あたりから雲海が広がり、ササ原の山頂が浮かんでいるようであった。11時10分下山。相変わらず曇っているが紅葉が綺麗であった。
 登山中の5日間に「四国八十八カ所」のうち44番から64番をお参りする。(道後温泉泊)

                                9合目の笹原地帯から山頂を

9-5英彦山 (1200m) 福岡・大分県       平成15年10月12日

  6時前に天瀬温泉を出発。7時40分、西側・表参道「銅鳥居(かねのとりい)」から登り始める。石畳の道を30分ほどして、奉幣殿に着いた。ここから登山道らしくなってきたが、樹林帯で雨模様、しかも50センチはある大きな紫色のミミズが大量に道に溢れていて不気味であった。途中、修験の名残りの寺院を幾つか越えて中岳へ、10分ほどして英彦山・南岳に9時15分に着いた。天気は雨模様で展望はなく、気温も低かった。
9時30分に下山。急なガレ場を下っていく。鬼杉や玉屋神社などを越えて、10時50分に奉幣殿に着き休憩。11時15分、元の登山口に着いた。 吉野ヶ里遺跡や日田の町並みを散策。

                                   登山口の奉幣殿

9-6雲仙岳 (1359m) 長崎県       平成18年10月14日

  13日、長崎市内を散策後、雲仙小地獄温泉・青雲荘(二重丸の国民宿舎)に泊。翌14日、30分ほどで仁田峠に着き、ロープウェーで妙見岳に登る。9時15分に展望所を出発。普賢岳の向こうには、火山活動で盛り上がった平成新山(1486m)が見える。快適な尾根道を緩やかに下っていく。15分ほどで国見岳の分岐につき、急な下りとなった。9時40分、紅葉茶屋に着き、ここから岩混じりの急坂を20分ほど登って頂上直下の普賢神社に着いた。10時過ぎに山頂に着き、ここで初めて登山者と出会う。山頂は曇っていたが、360度の展望が開けていた。すぐ目の前に、平成新山の溶岩だらけの荒々しい姿が迫り、煙をあげていた。10時半に下山。紅葉茶屋からアザミ谷の樹林の道を下り、11時過ぎ仁田峠に着いた。(雲仙、深江町、島原武家屋敷等散策)

                                   山頂より平成新山

9-7由布岳(1583m)大分県       平成16年10月16日

 別府から、やまなみハイウェーを通って、12時20分に正面登山口から登り始める。真正面に由布岳が草原から両裾を広げて立っている。しばらく草原の道を進み、樹林帯の登山道となって、12時50分に合野越の分岐に着いた。ここから九十九折りの登山道となる。人気の山だけに、たくさんの登山者とすれ違った。やがて樹林帯を抜け視界が広がり、足下には湯布院盆地が箱庭のように広がっていた。2時過ぎに鞍部のマタエに着き、岩場の壁を登っていく。鎖はあるが不安定である。2時25分、山頂に着いた。10人ほどがいた。山頂から九重山、阿蘇山等の山並みが広がっていた。2時40分下山。元の道を快適に下っていく。3時50分に元の登山口に着いた。 翌日、臼杵磨崖仏や竹田市等を回って長湯温泉に泊。

                                   登山口の草原より由布岳

9-8大船山(1786m)・平治岳(1643m)大分県  平成19年5月30日

  8時、長者原登山口から登り始める。1時間ほどで坊ガツルに近づく頃からミヤマキリシマが見られるようになってきた。坊ガツルから樹林帯の中を登り、段原の尾根に出た。ここからミヤマキリシマの群落があるはずであったがツボミの方が多かった。11時20分、山頂に着いた。曇っているとはいえ九重連山が見えていた。11時50分、下山開始。段原からの縦走路ではミヤマキリシマがたくさん咲きはじめていた。北大船山から目前には、平治岳全体がミヤマキリシマに覆われていた。登り返して1時半に平治岳山頂に着き、坊ガツルへと下っていった。4時に長者原登山口に着き、近くの星生温泉に連泊(温泉、食事、部屋、値段とも二重丸)

                                  北大船山より大船山

      平治岳山頂                            くじゅう高原より久住山

9-9烏帽子岳(阿蘇)(1337m) 熊本県    平成19年6月1日

  9時50分、草千里を横切って尾根に取り付き、見晴らしの良い快適な尾根道を45分ほど登って山頂へ着く。谷沢周辺のミヤマキリシマは、咲き始めでこれからというところであった。
 山頂からは、薄曇りだが阿蘇連山が一望できた。15分ほどで下山。誰もいなく、貸し切り状態であった。近くの阿蘇西周辺は、烏帽子岳をバックにミヤマキリシマが満開状態であった。(阿蘇地獄温泉に泊)。  


9-10桜島山(鹿児島県)   平成13年12月24日