二・三百名山(山梨)

二・三百名山(山梨)No.5
 5-1毛無山(山梨、静岡)   5-2七面山(山梨)  5-3櫛形山(山梨)  
 5-4御正体山(山梨)   5-5三ツ峠山(山梨)    5-6黒岳(山梨) 
 5-7国師岳(山梨・長野)   5-8茅が岳(山梨)   5-9乾徳山(山梨)

5-1毛無山(1954m) 山梨・静岡県          平成16年4月30日

 7時過ぎに下部温泉を出て、湯之奥登山口から7時50分に登り始める。ジグザグの急坂を1時間ほど登り、尾根道の平坦地に出た。そこは中山金山跡で、大名屋敷跡、女郎屋敷跡などが、狭い空き地となっていた。水場の沢を越えると地蔵峠下部の尾根に出た。真っ正面に富士山が朝霧高原から大きく存在感を示している。樹林の間から富士山を横にみながら1時間ほど登って11時40分、やや広々とした山頂に着いた。富士山を正面に見ながら食事をして、12時10分、元の道を下っていった。ほとんど人に会うこともなく2時に登山口に着いた。 その後、湯之奥集落や近隣を周り、翌日は、富士五湖等を散策。

                                   毛無山山頂より富士山を

5-2七面山 (1982m) 山梨県            平成15年9月15日

  5時過ぎ、七面山温泉を出発。暗い林道を車で10分ほど走り、羽衣橋登山口から5時40分登り始めた。広い遊歩道のようなつづら折りの登山道には一丁ごとに石灯籠が立ち、休憩場が整備されていた。登りはじめて3時間、8時50分に敬慎院という大きな寺院と宿坊に着いた。ここから富士山が望めるはずが、曇っていて展望はなかった。しばらく休憩して山頂を目指す。30分ほどで、樹林に囲まれた頂上に着いた。誰もいなかった。9時40分に下山。標高差1500mだが、信仰の山だけに道は整備されていて快適に下っていき、11時50分に元の羽衣橋登山口に着いた。 周辺の寺院を散策後、西川温泉へ。

                                      敬慎院の遥拝場より身延の山並み

5-3櫛形山(2052m) 山梨県           平成17年7月9日

  芦安(南アルプス市)桃ノ木温泉を8時過ぎに出発。林道を越えて、みはらし平駐車場へ車を止める。9時10分、整備された北尾根登山道を登り、10時40分にアヤメが群生しているアヤメ平に着いた。霧の中の群落である。ここから30分ほどで登って裸山にでると、今まで見たこともないほどのアヤメの大群生地に出会った。山頂を一回りして、樹林帯を下り、登り返して11時50分櫛形山山頂に着いた。アヤメの名山ということもあって多くの人でにぎわっていた。山頂は霧も濃く、展望もないので12時20分に下山。バラボタン平から深い原生林の中を進む頃、ほとんど人もいなくなってきた。元のアヤメ平を一周して、2時15分に元の登山口に着いた。 夜叉神峠に寄って、桃の木温泉(温泉はGood)に連泊する。

                                     中腹のアヤメ平のアヤメ群生地

5-4御正体山(1682m) 山梨県      平成15年6月5日

  都留市・鹿留林道を30分ほど行った池ノ平登山口から9時に登り始める。林道終点から沢を越え、細尾根の急登となる。10時15分、上人堂跡を越えたあたりから富士山が姿を現してきた。11時に分岐点の峰宮跡へ。ここから樹林帯の尾根を30分ほど登って山頂に着いた。山頂は樹林に囲まれ展望はない。しかもヤブ蚊だらけで休憩もそこそこに11時45分に下山。峰宮跡からは真っ正面に富士山をみながら下っていった。1時20分、池ノ平登山口に着いた。その後、都留市温泉で休憩する。

                                   上人堂跡付近より富士山

 

5-5三ツ峠山(1785m) 山梨県     平成15年5月12日

 三つ峠登山口に車を止め11時15分に出発。はじめ緩やかだが、やや急になってきた広い林道状の登山道を登る。1時間ほどで尾根に出たが曇っていて展望はまったくない。山小屋のある山頂下からひと登りで12時30分に山頂に着いた。相変わらずガスがかかり、10㍍くらいの視界しかない。20分ほどして下山する。元の道を戻るが、1組5、6人のパーティーしか会わなかった。2時30分に登山口に着き、御坂峠・天下茶屋に向かう。

                                 御坂峠・天下茶屋(太宰治の富岳百景)

5-6黒 岳(1793m) 山梨県      平成27年5月11日

 8時50分、三つ峠登山口よりジグザグの樹林の登山道を登っていく。快晴だが、木漏れ日で快適に1時間ほどで御坂峠に着く。古びた御坂茶屋から富士山が木々の間から見えてくる。緩やかな尾根道を登って9時45分に山頂に着いた。展望はないが、数分寄ったところから河口湖と富士山が目の前に浮かんでいた。遠くに南アルプスが見られる。昼食後10時20分下山。快適に下って11時35分に登山口に着いた。
近くの河口湖温泉「天水」に入り、周辺を散策して帰についた。

 

山頂より河口湖と富士山

 

5-7国師岳(2592m) 山梨・長野県     平成6年7月12日

 勝沼から悪路の林道を車で1時間ほど走り、大弛峠に着いた。ここから庭園風の樹林帯を過ぎ、尾根道を1時間半ほど登って午後2時30分、国師岳山頂に着いた。金峰山や甲武信岳などに囲まれ、奥秩父のど真ん中という感じであった。

 

5-8茅ケ岳(1703m)   山梨県        平成16年9月19日


                                     9合目、「深田久弥終焉の地」石碑

 9時10分に茅ヶ岳登山口から登り始めた。樹林の林道を進み、やがて、山道に変わり、岩がゴロゴロし始めてきた。10時5分、女岩の水場に着いた。10分ほど休憩して、樹林に覆われた急斜面を登り、稜線に躍り出た。急坂を少し登った所に「深田久弥終焉の地」の石柱と塚があった。2年前に氏の『百名山』を全山登頂しているので、報告とご冥福をお祈りする。11時10分に山頂に着いた。樹林に覆われていたが、天気も良く、木々の間から周囲の山々が見渡せた。11時35分に尾根道を下山する。1組しか合わず、1時10分、登山口にある深田記念公園に着いた。ここで小休止後、宿泊地・増富温泉に向かう。

 

5-9乾徳山(2031m)   山梨県          平成18年5月27日


前日、釈迦ケ岳の野生スズラン群生地を散策して、川浦温泉に泊。27日、徳和集落の広場に車を止め、8時半、林道を15分ほど進み、登山道に入る。数回林道を横切り、銀晶水、錦晶水の水場で休憩後、10時に国師ケ原の広場に着いた。ツツジが所々に咲いていて心地良い。ここから20分で扇平の尾根に出たが、ガスが濃く展望は全くない。岩だらけの急坂を30分ほど登ると大きな岩場(天狗岩)にでた。鎖を頼りに登り、11時15分、狭い山頂に着く。誰もいない。視界も霧で数10㍍ほどしかない。11時40分、下山開始。慎重に岩場を降り、元の道を下り登山口に1時50分に着いた。(昇仙峡、恵林寺、窪神社等散策)