令和3年・記録

令和3年(2021年)

吾国山(茨城県・518m)日本百名低山      1月13日
わがくにさん

                               旧県教育施設「洗心館」から吾国山を

 筑波山北部の笠間市山系にある県立自然公園にある霊山である。3時過ぎに道祖神峠近くの駐車場から林道と広々とした登山道を40分ほどの登りで石垣に囲まれた神社のある山頂に着いた。筑波山をはじめ低山が連なり展墓は良い。下山途中に廃墟となった広々とした旧教育施設に立ち寄る。ここからの景色も素晴らしい。

 

  千部ケ岳  (栃木県・572m)       2月14日

  

   栃木市から20キロの山奥の出流地区にある満願寺というかつて修験道の修行場で、
  宿泊施設もある大きな寺院近くの駐車場から登る。
   登山道は最近ほとんど登られていないらしく不鮮明である。40分ほどの登りで護摩
  壇跡に着いた。かつての修行場らしく開けて展望は良い。ここから10分ほどで樹林に
  囲まれた山頂に着いた。10分ほどで下山。相変わらず不鮮明な登山道を地図を頼り
  に下って行った。    

      


 

 

 

 

 

 



    山梨県・身延町久遠寺(3月18日)                  足利市・名草の巨岩群(天然記念物)神社  3月30日

  長野県駒ケ根市・馬見塚池から中央アルプス(4月7日)          長野県伊那市・高遠城址のコヒガン桜(4月7日)


 南木曽岳(長野県・1679m)日本三百名山    5月19日

                           

  早朝、恵那谷温泉から車で1時間ほど走る。8時に雨模様の中、登山口を出発。林道を 15分程進んで登山道へ。雨が降り出したので久々に雨具を着て登る。思ったより岩場の 急登が続き足場も悪い。2時間ほどで山頂に着いた。10時20分に下山道を下っていく。 すぐに避難小屋に着く。割としっかりしている小屋である。15分程、昼食・休憩をと り出発。雨の中、やはり厳しい急な下山道を下っていく。12時半に元の登山口避難小屋 に着いた。今日も人ひとり会わない貸し切り登山であった。                                                   


                                  

 馬籠宿(岐阜県)         5月20日


  18日に恵那市郊外の「岩村城跡」(日本三大山城)を散策する。 展示施設に誰もいなく、城跡は曇っていてひっそりとしていた。思 ったよりこじんまりしている。    

  登山翌日、伊那谷温泉を出て、無人の馬籠宿や島崎藤村の墓や寺 を参拝し、貸し切り状態で散策した(1時間以上、店は閉まってい て住民はおろか観光客もいなかった)

  中津川市に戻り、中津川宿(都市化されている。桂小五郎隠遁 宿跡等)を回って帰路に着いた。


 

 

 

  霧ヶ峰(車山 1925m)日本百名山・花の百名山    長野県   6月16日


 9時半過ぎに車山肩の駐車場に車を止め、湿原遊歩道を雨の予報なので傘を杖代わりに歩く。広くはないが開放的な草原である。
10時過ぎ分岐の車山乗越から山頂を目指す。30分ほど階段状の道を登って、11時に広々とした霧ヶ峰最高峰・車山に着いた。20年以上前に登った時に無かったドームがあった。しばし休憩の後下山した。
 その後、八島ケ原湿原を散策して岐路に着いた。     

 湯の丸山(長野県・2101m)   6月17日

  10時半過ぎ、地蔵峠から登る。蓮華ツツジが咲き、放牧されている牛の脇のゲレンデを10分程登って登山道になる。20分ほど緩やかな道から急登になるが11時40分に広々とした見晴らしの良い山頂に着いた。下山の途中でツツジケ原に立ち寄るが満開は過ぎた感じであった。  


 八穂高原(6月15日)・霧ヶ峰(6月16日)


       八千穂高原のツツジと白樺林                    霧ヶ峰湿原


 五葉山(岩手県 1351m) 日本三百名山・花の百名山      7月14日

 平坦な高原状の山頂部

   種山高原(宮沢賢治由来)物見山          山吹の棚田(棚田百選)       


 7月13日、平泉周辺の古跡を散策し、奥州市・薬師堂温泉に箔。14日、早朝に大船渡市郊外の五葉山登山口(赤坂峠)に向かう。
7時、登山開始。すぐ賽の河原を過ぎ、1時間後、畳石で小休止。7合目を過ぎたあたりでシャクナゲの群落が現れるが、見ごろは過ぎた感じであった。9合目の無人山小屋(しゃくなげ荘)で小休止。真新しく水場もあり快適そうである。そこからすぐ山頂尾根の日枝神社に出てから緩やかな道を10分ほど進み、9時15分に山頂に着いた。ここまで誰とも会わなかった。広々と平坦な山頂周辺を散策して9時45分下山。途中で何組もの登山者に出会う。急登がほとんどなく登りやすく、シャクナゲの季節でもあるため人気があるらしい。
 11時30分過ぎに元の登山口に着いた。車が20台以上もあった。帰路の途中にある宮沢賢治「風の又三郎」他の舞台となった種山高原に立ち寄り、物見山に登って帰路に着いた。15日に日本の棚田百選山吹の棚田等を散策した。

雁ケ腹摺山(1874m) 山梨県          8月19日

     山頂(旧「五百円札」紙幣の富士山撮影場所)               山頂下のカヤトの原
 大月郊外・山間部の集落から曲がりくねった林道を10キロほど登って大峠登山口に着いた。車が2台止まっていた。10時過ぎに登り始める。 緩やかな道を30分ほどの分岐からやや急登となるが、まもなく山頂下のカヤトの原お花畑に着き、すぐに雁ケ腹摺山(がんがはらすりやま)山頂に11時にでた。ここからは旧五百円札紙幣の裏に印刷された富士山が見えるはずだが、雲に覆われて見えなかった。(往復2時間以内で登れ、展望が良いため人気がある山であるが、今日は2人だけだった。)

 摩耶山(山形県1020m) 日本三百名山     9月15日

                                        山頂より鎗ガ峰・鉾ガ峰 

 鶴岡・湯田川温泉から40分、関川集落から林道に入る。思っていた以上に悪路である。慎重に運転し、登山口広場に車を止めて、8時40分に登り始める。緩やかな尾根道を登り下りを繰り返しながら1時間ほどで山頂下の避難小屋に着いた。小休止後、ここから急登となった。やがて片側が切れ落ちる尾根を慎重に登る。六地蔵と奥宮を過ぎてすぐ10時45分、山頂に着いた。誰もいない山頂で昼食・休憩し、11時過ぎに下山開始。慎重に下って12時20分、誰もいない登山口に着いた。途中、2組3人しか会わなかった。
  ◎16日、「砂の女」(安部公房)酒田市浜中地区を散策。「白糸の滝」(百名瀑)。
  ◎14日、「七ツ滝」(百名瀑)・注連寺(湯殿山)     

 湯田川温泉・由豆佐売(ユズサメ)神社(藤沢周平・たそがれ清兵衛)     酒田市・浜中地区(安部公房・砂の女)

  「七ツ滝」日本百名瀑(山形県・湯殿山)       「白糸ノ滝」日本百名瀑(山形県・最上川)

 高山(栃木・日光1668m)   10月4日

      山頂                          中善寺湖畔より赤岩を
 11時過ぎに日光・龍頭の滝上から登り始める。緩やかな道を登っていく。尾根から中禅寺湖・男体山が見え隠れする。12時過ぎにやや広い山頂に着いた。小休止後の12時半に、下っていく。20分ほどで峠に着き、さらに谷筋を下り中禅寺湖畔の熊窪に着いた。見晴らしが良い。湖畔沿いに進み、赤岩の巻き道を登り返し、2時過ぎに駐車場に着いた。紅葉に早いため、誰にも会わず、貸し切り登山となった

   長野県・八ヶ岳「麦草峠のコケ群生地」(10月12日)        長野県・安曇野「アルプスあずみの公園」(10月14日)  


 泉ケ岳(宮城県1172m) 日本三百名山      11月4日


                                   南山麓より泉ケ岳
 宿泊の中山平温泉から早朝の鳴子峡を散策して30キロ程走り、表登山口駐車場に9時過ぎに着いた。誰もいなかった。9時15分に登り始める。はじめは緩やかだったがすぐ急登の岩場が続く。標高差600m近くを一気に登る。それでも1時間半ほどで尾根道からすぐ10時40分、広々とした山頂に着いた。天気も良く人気の山なので数人が休憩していた。昼食を済ませ11時に下山。急な道を1時間ほど慎重に下り登山口に着いた。
 翌日、鳴子峡や「奥の細道」で芭蕉が詠んだ『尿前』の関跡を散策し、仙台郊外の名刹・定義西芳寺に立ち寄る。

            夕方の鳴子峡・紅葉                       定義西芳寺(仙台市)