令和7年




栃木市・シダ桜 栃木市・皆川城址 4月4日
大和三山(畝傍山・香久山・ 耳成山)奈良県 4月22日
橿原神宮に参拝して12時半に神宮北口の畝傍山登山口に入る。登り始めると後ろの方から「ザワザワ」という音がした。ビックリして後ろを振り返ると、音のする方向の樹木の先端が大きく揺れていた。数本の木の枝葉が風ないのに揺れいるのである。10秒ほどで静かになった。やはり「神の山」なのであろう何か神秘的な感じがする。静寂な森の緩やかな登山道から15分ほどで急な登山道を登って三等三角点のある広々とした山頂に着いた。木々の間から葛城の山々が見えた。小休止の後下山開始。足場の悪い急坂を下っていく。誰とも会わない静かな登山であった。
下山口から近くの静寂な神武天皇陵を回って天の香久山に向かう。車の往来は少ないが平坦な道を歩いていく。途中、本薬師寺跡等を見ながら1時間ほどで登山口の天野岩戸神社に着いた。
畝傍山と同じように静寂な登山道口から登り始めた。すると畝傍山と同じような「ザワザワ」とした音がして驚いた。やはり樹木の枝葉が揺れていた。ここも神秘的なパワースポットを感じる。15分程の登りでで広々として山頂に着いた。木々の間から周囲の山々が望めた。登山道らしい道を下り、10分ほどで香久山神社に着いた。ここまで山頂にいた数人だけに会っただけでの厳粛な登山であった。
香久山からは田んぼ向かいに耳成山を見ながら車道を進む。2時間近く歩くが山登りより単調で厳しい。途中の藤原宮跡から「衣も干したる天の香久山」と言われるゆったいとした姿が眺められた。
4時過ぎに三角錐の耳成山に着く。住宅街で車道近くなので「ザワザワ」が聞こえなかったが、10分くらい登った耳成神社は静寂なパワーを感じる。ここから一登りで耳成山山頂に着いた。これで久しぶりに万葉のふるさと「大和三山」に登り終えた。登山というより半日の10キロ以上のハイキングという感じである。
(翌日、90パーセント以上の確率で「雨」の予報だったが、「飛鳥」散策中の日中だけは降らなかった)


畝傍山(うねびやま)山頂 橿原神宮から畝傍山

香久山・山頂 香久山集落より香久山

耳成山(みみなしやま)山頂 甘樫の丘より耳成山
飛 鳥 (4月23日)
橿原からレンタサイクルで飛鳥遺跡を見て回る。思ったより坂が多く手こずる。最初の「甘樫丘」からの大和三山は素晴らしい。
ここからの遺跡・旧跡は何度も来ているので、ほとんど素通りぎみに進む。(前に来た時より整備され、入場料も必要になっていた。)
飛鳥寺・石舞台を過ぎ稲渕集落や棚田や古墳・神社をのんびり散策して過ごす。
甘樫の丘より耳成山と香久山 明日香・稲淵の棚田(棚田百選)
飛鳥坐神社 岡寺
山の辺の道 (4月24日)
桜井の市街地を抜け「山の辺の道」に入る。整備された登山道気味の道である。(車・自転車は通れない)しばらくして平等寺を抜けてすぐに大神神社に着く。ここから狭井神社で御神水をいただく。前回は三輪山に登ったので素通りして檜原神社向かう。ここから西に向かい箸墓古墳や巻向遺跡等を散策。(今日も2万歩以上)
平等寺 大神神社


箸墓古墳と三輪山 纏向遺跡より三輪山