平成19年(2007年)~
大船山 平治岳 烏帽子岳 浅間山 八ケ岳 針ノ木岳 蓮華岳 釈迦ケ岳 山上ケ岳 大雪山 金剛岳 磐梯山
尾瀬 雄阿寒岳 御坐山 白砂山 米山 八丈富士
大船山たいせん(1786m)平治岳へいじだけ(1643m) 大分県 平成19年5月30日
8時、長者原登山口から登り始める。1時間ほどで坊ガツルに近づく頃からミヤマキリシマが見られるようになってきた。坊ガツルから樹林帯の中を登り、段原の尾根に出た。ここからミヤマキリシマの群落があるはずであったがツボミの方が多かった。11時20分、山頂に着いた。曇っているとはいえ九重連山が見えていた。11時50分、下山開始。段原からの縦走路ではミヤマキリシマがたくさん咲きはじめていた。北大船山から目前には、平治岳全体がミヤマキリシマに覆われていた。登り返して1時半に平治岳山頂に着き、坊ガツルへと下っていった。4時に長者原登山口に着き、近くの星生温泉に連泊(温泉、食事、部屋、値段とも二重丸)


縦走路より大船山

烏帽子岳えぼしだけ(阿蘇)(1337m)熊本県
平成19年6月1日
9時50分、草千里を横切って尾根に取り付き、見晴らしの良い快適な尾根道を45分ほど登って山頂へ着く。谷沢周辺のミヤマキリシマは、咲き始めでこれからというところであった。
山頂からは、薄曇りだが阿蘇連山が一望できた。15分ほどで下山。誰もいなく、貸し切り状態であった。近くの阿蘇西周辺は、烏帽子岳をバックにミヤマキリシマが満開状態であった。(阿蘇地獄温泉に泊)。
草千里登山口より
浅間山(前掛山)あさまやま・まえかけやま(2524m) 長野県 平成19年6月13日
8時に車坂峠から登り始めた。9時過ぎに尾根にでたころ浅間山が見えてきた。9時20分、トーミの頭のピークから草スベリという壁のような道を下っていく。10時にすり鉢状の中から外輪のガレ場をトラバース気味に登っていく。岩だらけで草木一本生えていない。単調な登りから外輪山の角に着いた。前回と違って快晴の天気で浅間山本山や外輪の山々の大展望が望めた。快適な尾根道を20分ほどして11時半に浅間山第2外輪のピークである前掛山に着いた。浅間山は目の前であるが、火山ガスのため立ち入り禁止である。12時下山開始。快適に下っていったが。草スベリの壁のような急登は、今までの登山の中でもベスト3に入るくらいである。
下山路は中道を通り、2時50分、車坂峠に着いた。高峰温泉に連泊(温泉・食事・展望は良い)


トーミの頭より浅間山
硫黄岳2760m横岳2829m(八ケ岳)長野県 平成19年6月23・24日
10時45分、夏沢鉱泉から元・NHK気象解説者・村山貢司氏の「山の天気講座」ツアーと一緒に登り始める。夏沢峠で昼食後、硫黄岳へは1時40分に着く。無風快晴で1時間半ほど講義を受けながらのんびりする。15分ほど下って硫黄岳山荘へ。天気図作成と村山氏の気象講義を1時間ほど受ける。夕食後は、周辺の高山植物群落を散策。
翌日、4時20分頃ご来光を仰ぐ。6時に横岳へと登り始める。途中の岩場周辺には、ツクモ草(白馬岳と八ケ岳のみ棲息)やウルップ草が咲いていた。7時に横岳山頂。30分ほど展望を楽しんだ後、山荘へ。再び硫黄岳から赤岳鉱泉へ下ったころ雨が降り出してきた。気象や山の話をしながら雨の中、単調な道を下って、2時前に美濃戸口に着いた。茅野温泉に入って帰路につく。


村山氏と硫黄岳山頂にて 硫黄岳から八が岳連峰
針ノ木岳はりのきだけ2821m蓮華岳れんげだけ2799m 長野県 平成19年7月24・25日
10時10分、扇沢から登り始める。樹林帯の中を進み、11時過ぎに大沢小屋に着く。11時半、小屋を出て30分ほどで雪渓に入り、軽アイゼンを付けて登る。雪渓上でも今日の暑さは半端ではない。2時頃に雪渓が終わり、ジグザグに登っていく。2時40分に針ノ木小屋に着き宿泊の手続き後、針ノ木岳を目指す。快晴のため鹿島槍ケ岳、白馬岳などを眺めながら3時40分、誰もいない山頂に着いた。目の前には黒部湖と剱・立山連峰、そして薬師岳から槍・穂高など北アルプス連山がみわたすことができた。30分ほどで下山。やや混んでいた小屋に泊。
翌日、6時前に小屋を出て1時間ほどで蓮華岳に着いた。まわりはコマクサの群落であった。7時15分下山。小屋に着いた頃雨が降り出す。7時50分、小屋を出て、10時半に扇沢に着く。翌日八方池など散策。来馬温泉に泊(温泉・食事・値段とも2重◎)


針ノ木雪渓


9合目登山道より白馬連峰

釈迦ガ岳しゃかがだけ(1800m)奈良県
平成19年8月23日
十津川温泉を7時半に出発。谷瀬の吊橋を過ぎ、林道に入る。雨が降り出し、狭い悪路の林道を慎重に運転していく。30分ほどでトイレのある峠登山口に着いた。9時に登り始める頃、雨がやんできた。 笹の刈り払いの道を30分ほど登り、尾根道に着いた。ここからは緩やかな広々とした尾根道登っていく。右手に大日岳や大峰奥駆道の稜線を眺めながら登り、10時過ぎに吉田の森ピークに着いた。しばらく緩やかな道を進み、最後の急登を詰めて10時50分釈迦ガ岳山頂に着いた。風が強く霧雨も降ってきて視界もない。寒くなり11時10分下山。元の道を軽やかに下って、12時半に元の登山口に着いた。結局、朝から誰にも会わない貸し切りの山となった。(十津川温泉に泊)
山上ケ岳さんじょうがだけ(1719m)奈良県 平成19年8月24日
10時半に洞川から清浄大橋登山口にある「女人結界」門をくぐる。山上ガ岳は、日本で唯一女性の登頂を禁止している山である。しばらく樹林帯の広々とした登山道を上っていく。行き交う人が「ようおまいり」と声をかけてくれる。1時間ほどで『お助け水』の水場に着き休憩。15分ほどで洞辻茶屋の小屋に着き、ここから大峰の山々を眺めながらの尾根道をいく。やがて行者の岩場が続くと修行で有名な「西の覗き」に着く。 1時過ぎに大きな宿坊を通って大峰山寺に着いた。こんな山の中に、これほどの立派な宿坊やお寺があるのが凄い。お寺の正面からすぐに三角点のある「湧出岩」で昼食を取り、1時半に下山。2時50分、登山口に着き、洞川温泉に泊。


女人結界の門

黒岳くろだけ(大雪山)(1984m)北海道
平成19年9月26日
8時過ぎに、層雲峡温泉よりロープウェーで5合目まで行き、さらにリフトに乗り換え7合目へ。周囲は紅葉していたが、あいにく曇って視界はあまり良くない。9時15分、ジグザグの樹林帯の中を登っていく。9合目近くから昨夜からの初雪で道が凍結している。10時10分、初冠雪で数センチの雪に覆われた黒岳山頂に着いた。
山頂から大雪山連峰は、雲に覆われているが、見事な景観が広がっていた。風も強く寒くなり10時30分下山。11時10分、7合目に着いた。午後、銀泉台へ向かう。周辺の紅葉は見事であった。(旭川・協和温泉に泊。)

金剛山こんごうさん(1125m)奈良県・大阪府
平成20年4月21日
10時、金剛山ロープウェーから金剛山遊歩道の山道をゆったりと40分ほど登って、山頂のある金剛神社に着く。誰もいない。 ここから5分ほど下って転法輪寺と広場のある休憩所に行くと賑やかになってきた。(太子温泉、河内長野温泉に泊。當麻寺、伊賀上野等による
金剛山山頂・葛城神社

磐梯山ばんだいさん(1819m) 福島県
平成20年5月13日
9時50分に八方台登山口から登り始める。30分ほどで中ノ湯跡に着く。霧の中、温泉宿がぼんやりと建っていた。ここから本格的な登りとなるが、残雪で不鮮明な登山道が何カ所かある 11時に弘法清水に着いた。40年前に来た時には、小屋がなかったが、2件が営業していた。ここから風雨が強くなってきたので雨具を着て20分ほどで山頂に着いた。霧で展望は得られなかった。11時40分下山。元の道を下って1時5分に元の登山口に着いた。午後、五色沼散策。(中ノ沢温泉、飯坂温泉泊)

尾 瀬 群馬・新潟・福島
平成20年5月29日~31日
ニコン山渓写真塾と同行して、福島県・沼山峠から入山。残雪が多い。大江湿原で水芭蕉の写真を撮り、長蔵小屋に泊。
早朝、霧の中、尾瀬沼周辺の写真を撮る。朝食後、沼尻平から三条の滝へ向かう。見事な滝を撮影する。
滝から下田代十字路に戻り、尾瀬ヶ原の写真を撮りながら竜宮小屋に泊。
早朝、小雨の中、水芭蕉満開の尾瀬ヶ原の写真を撮りながら山の鼻へ、ここから鳩待峠へ登っていく。
峠からバスで、尾瀬戸倉温泉に入り、帰路につく。
雄阿寒岳おあかんだけ (1371m) 北海道 平成20年6月23日
7時50分、阿寒湖畔・滝口登山口から登りはじめる。太郎湖、次郎湖を過ぎると本格的な森林の急登が続く。 天気予報と違い、快晴のなかを登り10時、5合目から森林限界を超えて展望が得られるようになってきた。目前には阿寒湖と雌阿寒岳がくっきりと望めた。ここから尾根道を登り返し、最後の岩場をひと登りで、10時45分山頂に着いた。昼食と写真撮影をして11時10分、元の道を下る。1時15分に登山口に着いた。途中5合目で一組と会っただけの貸し切り状態の山であった。(野中温泉、養老牛温泉、尾岱沼温泉に泊)


8合目登山道より雌阿寒岳

御座山おぐらやま(2112m) 長野県
平成20年7月16日
塩沢温泉を出てブドー峠を目指したが、通行止めで十石峠から小海方面へと変更する。1時間半ほどで北相木村・山口集落から林道に入る。ハードな道を30分ほど進み9時50分、林道終点の登山口から登り始める。しかし、ほとんど使われていないらしく、登山道が不鮮明で、所々倒木で塞がれれている。何度も慎重に確かめながら登っていく。1時間半ほどで分岐につき、最後の急坂を登り、岩場の山頂に11時45分に着く。初めて人に会った。12時過ぎ下山。登山道を確かながら下り1時15分登山口
北相木村付近から御座山に着く。(上野ダム、不二洞等散策)

白砂山しろすなやま(2140m)群馬・長野・新潟県
平成20年8月20日 7時過ぎに花敷温泉を発ち、野反湖の駐車場から8時前に登り始める。すぐに下ってハンノ木沢から緩やかに登っていく。地蔵峠から何度か登り返し、10時前に野反湖見晴らし台に着く。 ここから堀割状をひと登り、10時20分に堂岩山に着いた。目の前に白砂山がデンと座っていた。
いったん大きく下り、手前のピークを登り返して11時15分に山頂に着いた。天気は良く上信越の山々が見渡された。昼食後、11時50分下山。山頂から大きく下る途中で初めて人と会った(結局1人だけ)。何度も登り返しを繰り返し、2時40分にもとの登山口に着いた。翌日、野反湖等を散策。
八甲田山はっこうださん(1584m)青森県 平成20年10月8日
7時半、酸ヶ湯温泉から紅葉の中を登り始める。8時過ぎ展望が良くなり、紅葉を前景に遠く岩木山が望めた。8時30分に仙人岱に着き、避難小屋に寄る(40年前に何日かすごした想いが甦る)。ここからひと登り、9時35分に広々した山頂に着いた。天気も良く、紅葉に輝く八甲田の山々や陸奥湾まで見渡すことができた。昼食後の9時50分に下山。樹林帯を下り毛無岱の湿原の木道を緩やかに下っていく。360度見事な紅葉に囲まれ、背後には八甲田大岳連山が控えていた。写真を撮りながら下り、11時45分に登山口に着いた(猿倉温泉泊)。翌日、奥入瀬渓流等を散策し浅虫温泉。10日、下北半島、薬研温泉。11日、同窓会へ。


上毛無岱から下毛無岱池塘


酸ヶ湯温泉地獄沼から八甲田大岳 下北半島・恐山から大尽山

米山よねやまさん(993m) 新潟県
平成20年11月7日
前日、水上の照葉峡を散策し、水上温泉に泊。11日、12時に水野林道の登山口から登り始める。小雨がぱらつき薄暗い樹林の階段状の急斜面を登る。30分ほどで尾根道の分岐点に着く。すぐ壊れかけた女人堂避難小屋の脇を下り、米山へと登り返す。尾根道で雨はそれほどではないが、風が強くあたるようになってきた。20分ほど登り、12時50分に立派な山頂小屋と薬師堂が建っている米山山頂に着いた。 小屋で休憩後11時15分に下山する。ここで初めて中年男と会う。相変わらず小雨がぱらつき展望はない。樹林帯も紅葉しているが、視界も数十㍍しかない。2時に元の登山口に着き鵜の浜温泉に向かう。 翌日、出雲崎(良寛堂、芭蕉の大崎屋等)を散策。
八丈富士山はちじょうふじさん(854m) 東京都 平成20年12月3日
前日、三原山を一周し、裏見の滝等を散策。夕方、夕日が海に沈むのを見ながら温泉につかる。
3日、9時半、7合目の登山口より登り始める。階段状の登りをひたすら登っていく。振り向くと三原山や街並みが見渡せる。10時に外輪に着くと噴火口が深く落ち込み、絶壁が取り囲んでいた。険しい外輪を15分ほど登り、山頂に着いた。しばらく外輪を進み10時半に下山した。快適に下り、11時5分、元の登山口に着いた。
昼食後、植物公園等を散策。翌日、八丈富士を一周する。


大坂隧道峠より八丈富士